2024/04/28

Taiwan Today

経済

ANZTECは多数の「初」を実現=馬英九総統

2013/07/17
中華民国とニュージーランドの経済協力協定の調印を祝う、馬英九総統(左から2人目)、江宜樺行政院長(左)、王金平立法院長(中央)、ニュージーランド窓口機関、ニュージーランド商工事務所のスティーブン・ペイトン代表(大使、右)ら。(中央社)

馬英九総統は16日、中華民国(台湾)とニュージーランドとの間で結ばれた経済協力協定、「ANZTEC」の調印祝賀レセプションに出席した。馬総統は、ANZTECについて、数多くの「初」の内容が盛り込まれたとともに、現在世界貿易機関(WTO)が規定する以上の内容を指す「WTOプラス」の重要な手本となったと述べた。

台湾とニュージーランドの代表(大使)は10日、ANZTECに署名した。馬総統は祝賀レセプションのあいさつで、この協定はさまざまな記録を塗り替えたと述べた。馬総統は、「まず、ニュージーランドは台湾と経済協力協定を交わした初めての先進国であり、非国交国であり、南半球の国である。次に、この協定は、環境保護および持続可能な発展に関する132項目など、WTOの基準を超える内容『WTOプラス』を盛り込んでおり、世界でも前例は少ない。また、オープンスカイ(航空自由化)や映像作品制作、先住民での協力を定めた章など画期的な内容も含まれ、極めて独創的である。さらに同協定は、3年前に中国大陸と結んだ『台湾海峡両岸経済協力枠組み協議(ECFA)』以来、正式な国交を持たない経済体と結んだ初めての協定となった」と表明した。

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