行政院経済建設委員会（経建会）は26日、今年6月の景気概況（速報）を発表した。景気対策総合判断指数は23ポイントと、前月の19ポイントから上昇。景気信号は「景気安定」を示す「緑」に変わり、これまで9カ月続いた「景気後退」を意味する「黄青」の点灯に終止符を打った。
経建会は6月の景気について、生産、貿易、消費の各指標が引き続き改善し、金融と労働市場もおおむね安定していると指摘。また、先行指標は上昇傾向を維持すると同時に、横ばい状態を脱してから3カ月連続で上昇が続いており、景気が徐々に回復に向かっていることを示していると説明した。
景気信号は指数のポイントで5段階に分けられ、「赤（45～28）」が「景気過熱」、「黄赤（37～32）」が「景気活況」、「緑（31～23）」が「景気安定」、「黄青（22～17）」が「景気後退」、「青（16～9）」が「景気低迷」をそれぞれ示す。