株価指標の「ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックス」(DJSI)は12日、2013年の構成銘柄の選定結果を公表。台湾の電信最大手、中華電信は高く評価され、「ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・ワールド・インデックス」(DJSI-World)と「ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・エマージング・マーケッツ・インデックス」(DJSI-Emerging Markets)の二つの株価指標の構成銘柄となった。
今回の「DJSI-World」の銘柄のうち電信会社は世界で10社。中華電信はアジアで唯一、新たに加えられた電信会社で、リスクと危機管理、環境政策と管理、人的資源の発展の三つの指標で満点と評価された。
DJSIは、RobecoSAMとS&P Dow Jonesの2社が共同で開発したもので、企業の持続可能性とビジネスチャンスを評価する世界初の株価指標。また、世界で最も広く知られる社会的責任投資(SRI)に関する評定である。