中華民国対外貿易発展協会（TAITRA）は24日、韓国最大の貿易促進団体、韓国貿易協会（KITA）とインターネットマーケティングで提携する内容の協力覚書に署名した。
同覚書により、台韓双方のB2B（企業間取引）ポータルサイト、TAITRAの「台湾貿易Webサイト（Taiwantrade.com.tw）」とKITAの「tradeKorea.com」は、相互にオンライン製品調達コーナーを開設。韓国市場開拓に意欲を見せる台湾企業130社余りが参加し、その製品をtradeKoreaの特設コーナー「Taiwan Products Online Trade Show」で紹介し、同プラットフォームを通じて韓国企業による調達を支援する。同様に、KITAからも130社の韓国企業の製品が、Taiwantradeの特設コーナーで紹介される。双方の特設コーナーは24日に正式にスタートした。
2012年の税関統計によると、台湾にとって韓国は6番目の貿易相手国で、貿易総額は269億1,543万米ドルに達した。うち同国への輸出額は118億ドル、主に集積回路（IC）や、プリント基板（PCB）、メモリー、半導体、パネル、液晶デバイスなどが輸出されている。また近年では、台湾のドリンクスタンドチェーンが韓国での業績を伸ばしつつある。