2024/05/05

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中央研究院の若手研究者、アメリカ化学会の新人賞受賞

2013/09/27
中央研究院遺伝子研究センター副研究員の呉宗益博士に、アメリカ化学会から2014年の新人研究者賞が与えられることが決定した。(中央社)

アメリカ化学会炭水化物化学委員会(Division of Carbohydrate Chemistry of the American Chemical Society)は先ごろ、中央研究院遺伝子研究センター副研究員の呉宗益博士に、2014年のデビッド・Y・ジン新人研究者賞(David Y. Gin New Investigator Award)を授与すると発表した。同会が2014年3月に米テキサス州ダラスで開催する会議で授与される。呉博士は同賞の12人目の受賞者で、台湾出身の研究者としては初めて。

呉副研究員の研究は主に新たな炭水化物の合成法を開発し、がんや感染性疾患に関連する炭水化物分子の合成に利用することを目的としている。またこの炭水化物分子で炭水化物チップを作成し、疾病または病原の検出に利用することを目指す。

アメリカ化学会は1876年に設立された世界で最も歴史の長い学術組織の1つで、1919年に多数の研究者の呼び掛けより炭水化物化学部門が設立された。2003年に新人研究者賞が設けられ、毎年1人ずつ優秀な若手研究者を選出している。

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