2013年の保険監督者国際機構（IAIS）委員会議及び年次総会が14日から19日まで、台北市内で開かれている。今年の年次総会は20回目であり、中華民国（台湾）が初めて主催する総会でもある。国内外の600人を超える保険監督者、保険業者、学者、専門家が参加する。（年次総会ウェブサイト： http://www.iais2013.org 英語/中国語）
今年の年次総会のテーマは、「変化する世界における持続可能な保険監理の構築」（Building Sustainable Insurance Supervision in a Changing World）で、会議では、金融の安定、高齢者人口、集団監理、気候変動、消費者保護メカニズムなどの議題が話し合われる。世界の保険監督者が完璧かつ持続可能な保険監理のメカニズムを構築し、新たな課題に対応していくことが期待されている。
中華民国はIAISの創始会員であり、最初にIAIS多角的監理協力覚書（MMoU）を交わしたメンバーでもある。金融監督管理委員会は2009年にIAIS世界シンポジウム及び委員会議を主催したことがある。