2024/05/07

Taiwan Today

経済

阿里山鉄道と日本の黒部峡谷鉄道、来年4月に互恵措置

2013/10/22
行政院農業委員会林務局の李桃生局長(中央)を囲む日本の富山県観光・地域振興局の日吉敏幸局長及び黒部峡谷鉄道株式会社の小橋一志社長ら。(左から)(行政院農業委員会林務局サイトより)
行政院農業委員会(農林省に相当)林務局は21日、日本の富山県観光・地域振興局の日吉敏幸局長及び黒部峡谷鉄道株式会社の小橋一志社長の訪問を受け、今後の鉄道協力と交流について話し合った。来年4月には互恵の観光誘致措置を共同で打ち出す見通しに。 阿里山森林鉄道は今年4月20日、黒部峡谷鉄道と姉妹関係を締結して記念切符を発行した。林務局によると、阿里山森林鉄道と黒部峡谷鉄道はいずれも軌間762mm(ナローゲージ)の登山鉄道で、資源開発のために建設された産業鉄道。 双方は21日、双方の切符を用いた優遇措置、記念切符の共同発行、車両での姉妹鉄道のマーク、鉄道職員の宣伝コスチューム、技術交流などで合意。来年4月以降、双方が共同で互いの切符を用いた優遇措置を実施する予定。この優遇措置では、台湾の人がまず阿里山森林鉄道に乗り、使用済みの切符を携帯して日本の黒部峡谷鉄道を利用する場合に姉妹鉄道のサービスが受けられる。先に黒部峡谷鉄道を利用し、その使用済み切符を持って阿里山森林鉄道に乗る場合も同様。 台湾桃園国際空港と日本の富山きときと空港との間には定期航空路線が運航されており往来は便利。

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