今年9月に発表された2014年の「グローバル起業家精神・開発指数」（GEDI）で、台湾は対象となった世界121カ国・地域のうち7位で、アジアでは首位だった。
2014年の7位は、2013年から2ランク前進、2012年からは3ランク前進した。アジアの近隣諸国と比較すると、シンガポール（11位）、韓国（33位）、香港（35位）、日本（36位）、中国大陸（47位）などをリードした。
台湾の優位性を示しているのは、イノベーション主導型経済体で最も関心を集める「起業意欲」で、世界1位だった。このうち、「新製品の開発」の項目では世界1位、「高成長企業」および「新技術の開発」の2項目ではそれぞれ2位、3位だった。
GEDIをまとめているのは、グローバル起業家精神開発研究所で、米ワシントンを拠点とする非営利の研究機関。2011年からGEDIを発表、世界各国の起業に対する意識や支援、環境について格付けしている。