第19回「台豪エネルギー・鉱物資源貿易投資協力会議」が10月30日から1日までオーストラリアのニューカッスルで行われ、経済部（日本の経産省に相当）エネルギー局の欧嘉瑞局長が代表団を率いて参加。双方は同会議において、「戦略的パートナーシップ行動計画」に署名、エネルギー及び鉱物資源での協力関係を戦略的パートナーシップのレベルに引き上げることになった。
「戦略的パートナーシップ行動計画」による協力内容は、集光型太陽光発電、二酸化炭素の回収・貯蔵など最新のエネルギー技術、及び天然ガス政策と天然ガスの調達、LED、ゼロエネルギービルディング、スマートグリッド、鉱物資源投資、そしてAPEC（アジア太平洋経済協力）エネルギー・スマート・コミュニティ・イニシアチブによる知識共有プラットフォームなど。
「台豪エネルギー・鉱物資源貿易投資協力会議」は中華民国（台湾）とオーストラリアがエネルギーと鉱物資源の分野に設けた定期的で公式な対話メカニズム。1993年12月にオーストラリアのキャンベラで第1回会議が開催されて以来、これまでに18回開かれた。第16回会議では、「エネルギー・鉱物資源分野での協力覚書」が交わされた。