2024/05/06

Taiwan Today

経済

デジタル展示「円明園特別展」、ユネスコの世界モデルに選出

2013/12/10
「三山五園文化世界巡回展――円明園特別展」は、ユネスコの2013世界デジタル遺産フォーラムで、世界で5つの「デジタル解釈と再構築」クラシックモデルに選ばれた。画像は同展のメインビジュアル。(文化部ニュースリリースより)

文化部(日本の省レベルに相当)に所属する国立国父(孫文)紀念館と、文化クリエイティブ企業の「頑石創意」(Bright Ideas Design)が共同で企画した、「三山五園文化世界巡回展――円明園特別展」が先ごろ、国連教育科学文化機関(ユネスコ)が開催した「2013世界デジタル遺産フォーラム」(2013 Digital Heritage forum)で、世界70カ国の600件余りのケースから、世界で5つの「デジタル解釈と再構築」(digital interpretation and reconstruction)クラシックモデルに選ばれた。

同特別展は、台湾の展示史上前例のないもので、画期的な文化コンテンツを最新のテクノロジーと結び付けた。さらに、文化と芸術が融合した展示手法により、テクノロジーと土地資産、文化クリエイティブなどの産業提携につながった。

ユネスコは国連の専門機関として1946年に設置され、各国国民の教育・科学・文化における協力と交流に取り組む。2013年世界デジタル遺産フォーラムは、世界の博物館や文化遺産、学術といった各界およびテクノロジー産業の専門家を招き、さまざまなデジタル展示技術をいかに運用し、人類共通の文化遺産を認識し保護していくかといった課題について深く検討するもの。

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