「自由経済モデルエリア:国際医療サービスセンター」が28日、台湾北部の台北松山空港、桃園国際空港、中部の台中清泉崗空港、南部の高雄小港国際空港の四つの国際空港で同時に運営開始のセレモニーを行った。
今年8月に「自由経済モデルエリア」の第一段階が始動して以降、衛生福利部(衛福部:日本の厚労省に相当)は、台湾における40あまりの重要な医療センターを結合して国際医療サービスセンター計画に着手、このほど開設にこぎつけた。
衛福部は、同サービスセンターが開設されたことで、毎年延べ800万人近い来台旅行者に医療サービスを提供できるとしている。
衛福部の資料によると、台湾における国際医療の生産高は2008年には19億台湾元(約66億8230万日本円)にすぎなかったが、今では医療及び健康関連の生産高で130億元(約457億2500万日本円)に達している。しかし、世界の潜在的な市場全体から見た場合、その1%程度に過ぎないということ。