経済部（日本の経済産業省に相当）国際貿易局の7日発表によると、2013年の通年の輸出総額は前年比0.7％増の3,032億2,000万米ドルに達し、過去2番目を記録した。同時に3年連続して3,000億米ドルを超える水準となった。
昨年通年の輸出総額を仕向け地別で見ると、主要な輸出市場のうち、東南アジア諸国連合（ASEAN）主要6カ国が前年比2.2％増の569億2,000万米ドルで過去最高となった。中国大陸（香港を含む）は同1.5％成長し、輸出総額の58.5％を占める額となった。一方、米国は同1.5％減、日本は0.3％減、欧州は3.8％減だった。
また、主力製品別で見ると、電子製品が前年比3.1％成長し859億8,000万米ドルで最大、うち集積回路（IC）は同5.2％増加した。輸出額が100億ドルを超える製品のうち、電機製品が同9.4％成長し105億3,000万米ドル、鉱物製品が同7.3%増の236億9,000万米ドル、プラスチックおよびその製品が同4.2％増の219億5,000万米ドル、化学品が同2.4％増の212億8,000万米ドルだった。