2024/05/03

Taiwan Today

経済

中央研究院と日本の国立天文台、すばる望遠鏡で協力

2014/02/10
中央研究院天文・天文物理研究所は7日、日本の国立天文台とすばる望遠鏡の改良などで引き続き協力することで覚書を交わした。(中央研究院天文・天文物理研究所サイトより)

中央研究院天文・天文物理研究所は7日、日本の国立天文台と引き続き協力することで覚書を交わした。双方は引き続き、すばる望遠鏡の改良需要に関し協力する。同時に、次世代の超広視野カメラ(ハイパー・シュプリーム・カム、HSC)が完成したのち、主焦点超広角視野分光器(プライム・フォーカス・スペクトログラフ、PFS)など、可視光および赤外線観測を利用したさまざまな最先端の天体観測装置の開発に向け取り組む。台湾側は主に、PFSの基幹部品2項目の研究開発を担う。

覚書は双方を代表し、中央研究院の翁啓恵院長と、日本の自然科学研究機構の佐藤勝彦機構長が署名した。

日本の国立天文台は1999年、口径8.2メートルのすばる望遠鏡を建設、当時世界最大の一枚鏡を持つ反射望遠鏡となった。現在でも世界における主要な反射式天体望遠鏡である。

ランキング

新着