2024/09/21

Taiwan Today

経済

地震による複合式震災想定の全国防災救助演習が行われる

2014/03/07
台湾北部・桃園県で6日、全国災害防止及び救助演習が行われ、地震を想定した複合式震災における緊急救助演習が実施された。感染防止のための化学処理を行う兵士も参加。(中央社)

台湾では昨年、人が揺れを感じたものだけで890回の地震があった。台湾北部・桃園県蘆竹郷では6日、全国災害防止及び救助演習が行われ、地震を想定した複合式震災における緊急救助演習が実施された。

今年は、複合式震災における緊急救助演習が行われた他、桃園県による防災公園計画が紹介された。同県が演習において大量の消防と救急治療の二輪車及び小型消防車を利用して災害救助の機動性向上を図っていることは、災害時の建物倒壊で、大型車両による捜索救助が困難になることを想定しているためだという。

演習を視察した馬英九総統は、防災への取り組みで台湾がアメリカと協力していることに触れ、アメリカ側は内政部消防署(日本の総務省消防庁に相当)が台湾中部・南投県に設ける災害救助訓練機構に関係者を派遣して視察しており、同機構を東南アジアでの防災救助人員の訓練センターと位置づけることを検討中だと説明した。

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