2024/05/04

Taiwan Today

経済

国立故宮博物院、7/1より入場料引き上げ

2014/03/18
国立故宮博物院(中央社ニュースサイトより)

国立故宮博物院はこのほど、コスト増と物価指数の変動を考慮、さらに海外の大規模な博物館の入場料を参考にして、入場料金の引き上げを決定した。7月1日に実施する。一般チケットは現在の160台湾元(約537日本円)から、250台湾元(約839日本円)に、団体チケットは100台湾元(約335日本円)から230台湾元(約772日本円)へと引き上げられる。団体客は音声ガイドを借りなければならず、さらに20台湾元(約67日本円)の支払いが必要。割引チケット(国際学生証、ユーストラベルカード所持者が対象)は80台湾元(約268日本円)から150台湾元(約503日本円)に引き上げられる。

中華民国の国民に対しては優遇プランがあり、国民身分証を示すことで、時間を問わず一律150台湾元(約503日本円)となる。また、入場者の比較的少ない時間帯にも優遇プランが設けられる。内容は、毎週金曜日と土曜日の「延長時間帯」である午後6時半以降、国民身分証を示すことで一律無料となる。また、低所得世帯の人、心身障害者、学生、65歳以上の高齢者は終日無料。

国立故宮博物院は2008年7月2日に値上げして以来、すでに5年以上入場料の調整を行っていない。一方で開館時間はかつての午前9時から午後5時までの8時間から、午前8時半から午後6時半までの10時間へと拡大されている。金曜日と土曜日はさらに午後9時までとなっており、各運営コストが大幅に増加していた。

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