世界の製品安全規格の認証をリードする機関、アメリカ保険業者安全試験所(Underwriters Laboratories、UL)は17日、台湾で正式に「大型電池および危険場所設備試験センター」を設立した。台湾で唯一となる、大型電池および防爆設備の国際的な試験と認証を行う機関となる。台湾の石油化学業や半導体業の安全性を高め、競争力の向上にも貢献すると期待される。同時に、高付加価値の情報技術(IT)設備や発光ダイオード(LED)照明、モーター、自動制御システムの製造と輸出を促進することが見込まれる。
ULの安全規格は米国でも最も権威を持ち、安全試験および検査・検証に従事する世界最大の民間組織である。主に製品の安全について、またさまざまな製品や原料、部品、工具、設備などの安全規格と試験手順を確立している。