2024/05/02

Taiwan Today

経済

澎湖低炭素アイランド、再生エネが15年には需要の56%に

2014/04/21
22日の「世界アースデー」に合わせ、離島の澎湖県では20日、サイクリングイベント「騎動低炭、漫遊菊島」を開催、同時に「澎湖低炭素アイランド展示館」の開館式も行われた。(経済部エネルギー局ニュースリリースより)

地球環境について考える、4月22日の「世界アースデー」に合わせ、経済部(日本の経済産業省に相当)は20日、離島の澎湖県でサイクリングイベント「騎動低炭、漫遊菊島(自転車でCO2削減推進、菊島=澎湖をめぐろう)」を開催した。同時に「澎湖低炭素アイランド展示館」の開館式も行われた。

サイクリングのコースは全長約35キロメートルで、県内の湖西風力発電所(澎湖で発電容量最大の風力発電所)、馬公空港太陽光発電ガレージ(台湾の空港で発電容量最大の建材一体型太陽光発電=BIPV)、第一漁港太陽光発電屋外休憩施設(澎湖唯一の樹木をかたどった太陽光発電システム)、澎湖低炭素島展示館(眷村=軍関係者の旧居住地区活性化利用モデル)といった、二酸化炭素(CO2)排出削減に貢献する施設をめぐるもの。

経済部は「澎湖低炭素アイランド」の整備を全力で進めている。澎湖では2015年までに、再生可能エネルギーがエネルギー需要の56%に達することを目指す。これにより、1人当たりの年間CO2排出量を5.4トンから2.1トンに削減することが見込まれる。

ランキング

新着