2024/05/06

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経済

文化部「台湾シネマツールキット」で台湾映画70本を紹介

2014/04/29
文化部は28日、台湾の名作映画70本を一挙に紹介する「台湾電影工具箱(台湾シネマツールキット)」を発表した。(中央社)

文化部(日本の省レベルに相当)は28日、台湾映画70本を一挙に紹介する「台湾電影工具箱(台湾シネマツールキット)」を発表した。名監督の名作やミュージカル、台湾語映画、台湾ニューウェーブなど70作品をカバーし、世界中の人々が台湾書院(台湾アカデミー)のサイト内で「台湾電影工具箱(http://zh-tw.taiwanacademy.tw/toolkit/index.php?option=com_cinema&view=home&Itemid=247、中国語)」にアクセスすることができる。

電影ツールキットには、監督や映画評論家、映画祭ディレクターなどが選んだ、台湾を代表する台湾映画の名作70本が収められている。侯孝賢(ホウ・シャオシェン)監督の『恋恋風塵』や『童年往事 時の流れ』、李安(アン・リー)監督の『推手』、楊徳昌(エドワード・ヤン)監督の『恐怖分子』、蔡明亮(ツァイ・ミンリャン)監督の『青春神話』、『愛情萬歳』をはじめ、1960年代のミュージカル、台湾語映画、助成金で制作された選りすぐりの長編映画や記録映画を紹介する。

このツールキットは、若者、都市、カルチャーギャップ、ジェンダー、文学、歴史、社会、先住民、エコロジーの9つのテーマに分けて整理されている。映画のテーマは壮大な叙事詩のような『一八九五』から、現代の記録映画『被遺忘的時光(忘れられた時間)』まで、内容は3世紀にわたり、台湾の多元的で奥深く、正義感や文化、人情にあふれた文化そのものを表現している。

「台湾シネマツールキット」は、文化部が推進する「文化ツールキット」シリーズの一つで、今後文学や伝統芸術、アートなどのテーマで発表する予定だ。

文化工具箱 電影懶人包看台灣

文化部把電影作為文化開門名片推出『台灣電影工具箱』,有如電影懶人包,國際友人只要連結台灣書院網站,就能從影像認識台灣。圖為文化部長龍應台(左3)、導演侯孝賢(左4)28日出席記者會。

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