台湾デザイン展（TAIWAN DESIGN EXPO）は今年、8月2日から17日にかけ、初めて台湾東部の台東県で行われる。今回は「Open Design」をテーマに、デザインで東部の扉を開き、台東が地元の山や海のように大きな心で、デザインを暮らしの中に迎え入れることを象徴する。
今回の展示は「テーマパビリオン」、「地方パビリオン」の2大パビリオンを中心とする。「テーマパビリオン」は、さまざまなスタイルの台東のペンションのデザインを、「地方パビリオン」では、台東のアイディアあふれるユニークな商品を展示する。
また、台東の「デザインマップ」を制作し、ペンションのユニークな空間デザインや、エレガントなファッションデザイン、台東ならではの特色を備えた建築デザインやパブリックアート、手書きのアイコンで表現するビジュアルデザイン、手作り感あふれる工芸品、パッケージデザインなどをマップ中に表示し、「台東デザインの旅」のコースも企画する。
台湾デザイン展は「台湾デザイン博覧会」を前身とし、2003年の開始から、11年の間に台湾北部の台北や、北東部の宜蘭、南部の高雄、台南、中部の対中などで行われてきた。
「2014台湾デザイン展」は、台東製糖場（台東市中興路二段191号）で、8月2月から17日まで開催。2～10日は午前9時30分から午後9時30分まで、11～17日は午前10時から午後6時までとなっている。公式ウェブサイトは、http://designexpo.boco.com.tw。