行政院（内閣）は2日、「経済貿易国是会議」の顧問チームリストを発表した。行政院の孫立群報道官は、行政院はすでに社会各界から20人の顧問を顧問チームのメンバーとして招請していると明らかにすると共に、近日中に同会議に向けての予備会合を開き、会議の議題、開催方式とスケジュール、並びに会議参加者の選定方式などについて話し合う考えを示した。
孫報道官は、同会議は、地域経済統合のトレンドへの対応戦略、並びに台湾海峡両岸間の経済貿易面での交流などの議題について、「全国民による参与、公平な論述、意見の交流」のプラットフォームを提供するものだと説明、これによって社会の多様な意見を十分に発表させ、未来の全体的な経済発展戦略に対する、政府と民間のコンセンサスを固められることを目指すと述べた。
同氏はまた、同会議の開催では既存のインターネットコミュニティを運用すると指摘。具体的には、人々が普段から使用するソーシャルメディアや各種のコミュニティーツール、及び既存のプラットフォームなどで議題の募集や計画、意見の収集、会議参加者選定への推薦などを行うという。