2024/05/05

Taiwan Today

経済

台湾の美酒「初霧焼酎」と「初霧純米吟醸酒」、ISWで銀賞に

2014/05/27
台中市霧峰区農協が醸造した「初霧焼酎」と「初霧純米吟醸酒」は、ドイツで行われた国際コンクール、2014インターナショナル・スピリッツ・アワード(ISW)で、それぞれクリアー・スピリッツ(米)部門、フルーツ・ワインの部門で銀賞を受賞した。写真は焼酎。(行政院農業委員会サイトより)

台湾中部の台中市霧峰区農協が醸造した「初霧焼酎」と「初霧純米吟醸酒」はこのほど、ドイツで行われた国際コンクール、2014インターナショナル・スピリッツ・アワード(ISW)で、22カ国の700種余りの中からそれぞれクリアー・スピリッツ(米)部門、フルーツ・ワインの部門で銀賞を受賞した。

行政院農業委員会(日本の農林水産省)によると、台中市霧峰区農協の醸造所で、地元特産のイモの香りのする米「益全香米」を原料とし、日本の伝統的な手作りの製麹(せいきく)の技術を使い、低温発酵で一貫して作られた「初霧焼酎」と「初霧純米吟醸」は、風味がよく、きめ細やかな味わいに、ほのかにミルクの香りが立つ。

農業委員会は、同委員会が進める農村部での醸造所(ワイナリー)設置では、洗練された技術が培われていると指摘。これまで中部、南投県の信義郷農協醸造所や、車埕醸造所、埔里鎮農協農村レジャーワイナリー、台中市の樹生レジャーワイナリー、霧峰醸造所、北西部、苗栗県大湖地区農協の大湖ワイナリーなど、数多くの醸造所で生み出された商品が、国際的なコンクールで受賞している。

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