2024/05/03

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経済

唐奨持続可能開発賞、ノルウェーのブルントラント女史に

2014/06/19
第一回唐奨の「持続可能開発賞」はノルウェーのブルントラント女史(写真)に贈られることに。ブルントラント女史は、人類が目指す持続可能な開発を方向づけた。(中央社)

唐奨教育基金会(Tang Prize Foundation)は18日、第一回「持続可能開発賞」(Sustainable Development)をグロ・ハレーム・ブルントラント(Gro Harlem Brundtland)女史に授与すると発表した。Brundtland女史はかつて、ノルウェーの環境相、首相(初の女性首相)、世界保健機関(WHO)事務局長、気候変遷担当の国連特使などを歴任し、現在は「エルダーズ」(The Elders)の副会長を務めている。「エルダーズ」は世界の著名なリーダー達で構成される国際人道グループ。

同基金会は授賞理由として、「ブルントラント女史の、持続可能な開発に向けてのイノベイティブな理念、指導と実践における貢献は、科学と技術の方向及び課題の基礎を固め、経済発展・環境保護・社会正義のバランスの良い発展を促しており、それによって全人類の幸福が図られている」と説明している。

唐奨は台湾の著名な企業グループによって発起されたもので、ノーベル賞に倣い、2年に一度発表される。受賞者の選定は中央研究院に委託され、持続可能な開発、バイオ医薬、漢学、法治の4部門が設けられている。各部門の賞金は5000万台湾元(約1億7464万日本円)。

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