現在79歳のサックスさんは、弁護士、学者、新憲法起草者という様々な身分で、南アフリカにおけるアパルトヘイト政策終結に貢献、陰となり日向となり活躍した。サックスさんはそのため右腕と片目の視力も失っている。
唐奨は授賞理由として、「サックスさんがヒューマニティーの尊厳に対する尊重と各グループの価値に対する寛容性を元に、人々の法治に対する理解を深め、人権と正義のために尽くした貢献を評価する。特に彼が活動家、弁護士、学者、新憲法の起草者として、自由民主の南アフリカと法治の実現に向けて行った努力を称える」としている。