2024/05/06

Taiwan Today

経済

衛生福利部、漢方薬の源流管理を徹底

2014/07/08
衛生福利部は、国民が使用する漢方薬の品質と安全を確保する。(台北市政府サイトより)
衛生福利部(日本の省レベルに相当)は2012年8月1日より、漢方薬材料(生薬)の水際での管理制度を実施しており、「紅棗(ナツメ)」、「当帰(トウキ)」など輸入量の多い漢方薬材料10品目を輸入検査が必要なものと分類。これらの物品が港や空港に届いた際には、輸入業者が検査証明文書を添付するよう義務付けた。2014年5月31日までに受理した漢方薬材料の通関申請は4304件、対象となった漢方薬材料は2万1297トンに達している。 台湾における漢方薬材料の9割近くは海外からの輸入であり、衛生福利部は2012年末に、「台湾漢方薬典第二版」(漢方薬材料の解説、標準的な鑑定法や測定法などが記されたもの)を公表し、科学的な方法で漢方薬材料の管理を行っている。収録された漢方薬材料は300品目で、漢方薬材料の基原の品質基準とその鑑定方式を確立、国民が使用する漢方薬の品質と安全を確保している。

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