2024/05/02

Taiwan Today

経済

来年度中央政府総予算案、歳入924億増・歳出353億増

2014/08/06
予算案は、8月下旬に行政院会(閣議)で審議し通過後、8月末までに立法院(国会)の審議に送られる予定。(行政院サイトより)

行政院(内閣)の江宜樺院長は5日、2015年度計画および予算審査会議を主宰した。予算案は、8月下旬に行政院会(閣議)で審議し通過後、8月末までに立法院(国会)の審議に送られる予定となっている。

2015年度中央政府総予算案は、歳入が1兆7,993億台湾元(約6兆972億日本円)で、2014年度の1兆7,069億台湾元(約5兆7,841億日本円)より、924億台湾元(約3,131億日本円)増加、前年度比約5.4%増となった。主に増加した歳入は、税収の481億台湾元(約1,630億日本円)増、財産所得の323億台湾元(約1,094億日本円)増、手数料およびその他収入の140億台湾元(約474億日本円)増などだった。

歳出は、1兆9,515億台湾元(約6兆6,130億日本円)で、2014年度の1兆9,162億台湾元(約6兆4,933億日本円)より、353億台湾元(約1,196億日本円)増加、同1.8%増となった。科目別にみると、主に増加したのは、教育、社会福祉などの義務的経費や、公共事業関係費、科学技術発展計画などの重要な政策的経費だった。

歳入と歳出の収支差は1,522億台湾元(約5,157億日本円)で、これに債務元本返済の660億台湾元(約2,236億日本円)をあわせると2,182億台湾元(約7,394億日本円)の負債となる。これらは、すべて公債の発行および貸付金の収益でまかなわれる。

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