馬英九総統は27日午前、台湾北部、台北市の台北世界貿易センター（TWTC）南港展示場で行われている「2014台北国際自動化・金型・物流・機械・電機設備工業合同見本市」の開幕式に出席した。馬総統は、近年台湾では自動化や金型、物流、機械・電力設備といった産業が徐々に「インテリジェントな自動化産業」のサプライチェーンとして統合されつつあると指摘、全体の生産額は昨年、1兆800億台湾元（約3兆7,126億日本円）、輸出は製造業生産額全体の42％を占める4,575億台湾元（約1兆5,727億日本円）に達したと述べた。
国内の自動化、金型、物流、機械・電力設備の企業が互いに結び付き、新しい形態のサプライチェーンが形成されているが、今後はさらにクラウドコンピューティングやモノのインターネットといった技術にもつなげ、産業設備のインテリジェントな自動化と、工場の自動化といった方針を進めていくことができると馬総統は述べた。