2024/04/30

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経済

台湾とシンガポール、株式の取引連動の枠組み整備へ

2014/09/11
台湾証券取引所(TWSE)は10日、シンガポール証券取引所(SGX)と取引連動の枠組みを整備することで協力意向書を交わした。(中央社)

台湾証券取引所(TWSE)は10日、シンガポール証券取引所(SGX)と協力意向書を交わした。双方は取引連動の枠組み「台星通」の整備を検討し、早ければ6カ月後にもスタートさせる方針だ。

TWSEの李述徳会長によれば、「台星通」はまず、越境取引のメカニズを整えるべく、双方がまず指標性のある株式を選び出す。これらの株は取引量が多く、時価総額も高いといった性質があるものとする。

このため「台星通」のスタート当初は、大型で加権指数への影響の大きい株式が、まず恩恵を受けることとなる。

金融当局の金融監督管理委員会(日本の金融庁に相当)の曽銘宗主任委員は、将来的には日本との「台日通」や、英国との「台倫(倫敦=ロンドン)通」などの推進に向け、TWSEが専門チームを立ち上げて積極的に取り組みを進めていると述べた。

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