2024/05/19

Taiwan Today

経済

教育部の華語能力検定試験、受験者数が延べ19万人突破

2014/09/12
台湾の中国語能力検定試験、TOCFLは、開始からこれまで、国内外での受験者が延べ19万人を突破した。台湾の大学院に進むことが決まった日本の小宮山さん(右から2人目)は、作文で満点という優秀な成績を収めた。(国立台湾師範大学提供、中央社)

教育部(日本の文部科学省に相当)の設置した「国家華語測験推動工作委員会(華測会)」が、外国語として華語(標準中国語)を学ぶ人のために開発した中国語能力検定試験「華語文能力測験(TOCFL)」は、開始からこれまで、国内外での受験者数が延べ19万人を突破した。

この試験で優秀な成績を収めた日本の小宮山一徳さんは、大学時代にバッグパッカーとして各国を旅していたとき、ちょうど台湾を訪れている間に東日本大震災が発生、多くの台湾の人々が温かく励ましてくれたことがきっかけで、台湾で中国語を学び、将来は帰国して中国語教育に携わることを決意したという。小宮山さんはその後、国立政治大学の中国語教育修士・博士課程に進むことが決まり、TOCFLでは作文の単元で満点を獲得した。

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