2024/05/06

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経済

華人のノーベル賞「唐奨」授賞式、馬総統が賞を授与

2014/09/19
台湾の企業家が華人によるノーベル賞を目指し設立した「唐奨」は18日午後、第1回の授賞式を行った。(中央社)

台湾の企業家が華人によるノーベル賞を目指し設立した「唐奨」は18日午後、第1回の授賞式を行った。馬英九総統は授賞式に出席し、「持続可能な開発、バイオ医薬、漢学、法治」の4部門の受賞者5人の優れた貢献をたたえ、自ら賞を授与した。同日夜には台湾北部、台北市の圓山大飯店(グランドホテル)で祝賀レセプションが行われ、馬総統もこれに参加した。

馬総統はレセプションのあいさつで、「持続可能開発賞」を受賞したグロ・ハーレム・ブルントラント氏(元ノルウェー首相)は、1987年に発表した報告書「地球の未来を守るために(Our Common Future)」で、未来の世界についての思考に重大な影響を与えたと指摘、「バイオ医薬賞」を共同受賞した米国のジェームス・P・アリソン氏と日本の本庶佑氏は、その研究成果ががん治療に画期的な役割を果たしたと述べた。

馬総統は「唐奨」について、唐王朝は中華の歴史において重要な地位を占めており、文治と武功の両面で栄華を極めたと指摘、この世界的な賞に「唐奨」と主催者が名付けたことにより、中華文化の燦然とした栄光を際立たせ、後世の人々に国家建設に前向きに取り組み、唐王朝の繁栄のような境地に到達できるよう激励することができると述べた。

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