「第7回両岸特許フォーラム」が14日と15日の両日にわたって、台湾北部・台北市で開催された。参加者は双方の産官学各界の代表者ら200人を超え、両岸特許界における大規模なフォーラムとなった。
中華民国（台湾）と中国大陸が2010年に「海峡両岸知的財産権保護協力協議（協定）」を締結して以来、特許の優先権主張の相互受け入れが認められた。台湾が受理した中国大陸からの優先権の主張は1万件（2014年6月時点、1万1,957件）を超え、中国大陸が受理した台湾からの優先権の主張は2万件（1万8,402件）近くに上った。
両岸特許フォーラムは2008年から開催され、毎年１回、台湾と中国大陸で交互に行われる。今年で7回目を迎え、特許制度、審査実務、知的財産保護、代理事業、企業における特許管理など、両岸の知的財産権に関する総合的な意見交流の場となっている。