台湾映画界最大の賞、第51回金馬奨（ゴールデン・ホース・アワード）の授賞式が22日に開催される。台湾北部の台北市内で12日、審査委員団の記者会見が開かれ、女優や映画監督として主にアメリカで活躍する陳冲（ジョアン・チェン）審査委員長をはじめ、審査委員を務める歌手で俳優の郭富城（アーロン・クオック）さん、俳優や映画監督として活躍する馮徳倫（スディーヴン・フォン）さん、關錦鵬（スタンリー・クワン）監督、ベテラン編集技師の陳博文さん、音楽プロデューサーの黄韻玲さん、脚本家の王嘉明さん、録音技師の曹源峰さんらが出席した。
かつて2年連続で同賞の最優秀主演男優賞に輝いた郭さんは、「ゴールデン・ホース・アワードの最終審査のプロセスや、受賞の瞬間に立ち会うことができて嬉しい。俳優として映画制作に関わる身としては、今回の経験は忘れがたいものとなるだろう」と語り、責任を果たし、公平で公正な審査に努めたいと表明した。