国立台湾工芸研究発展センターと台湾工芸発展協会による工芸品の展覧会「極致工芸・価値典蔵(技の極致・価値あるコレクション)台湾工芸典蔵展」が12月4日まで、台湾中部、南投県草屯鎮に位置する国立台湾工芸研究発展センターの生活工芸館4階で開かれている。展覧会では、工芸家の楊英風さんと楊奉琛さんの親子の作品をともに展示するほか、陶磁や木器、木彫り、刺しゅう、皮細工、ガラスなどさまざまな材質を使った60点余りの素晴らしい作品が展示される。
この展覧会は、10月9~10日に台湾北部、台北市の天使美術館でプレ展示を行った。この展示に来場した、タイ貿易経済事務所のPitinun Samanvorawong所長は、来年タイで行われる工芸関連の展示会に出展するよう熱心に働きかけ、必要に応じてタイ政府が協力したいと表明した。