2024/05/02

Taiwan Today

経済

バナナ研究所、バナナの茎の汁液をグリーンエネルギーに

2014/11/26
財団法人香蕉研究所は、学術界と協力し、バナナの仮茎の汁液から発電する新しいグリーンエネルギー技術を開発した。(行政院農業委員会サイトより)

台湾最南端、屏東県に位置する財団法人香蕉(バナナ)研究所は、学術界と協力し、バナナの仮茎(または偽茎、幹に見える部分)の汁液から発電する新しいグリーンエネルギー技術を開発した。研究は1年半の期間をかけ200万台湾元(約756万日本円)が投じられた。発電コストは1キロワット時(kWh)当たり5.4台湾元(約20日本円)と、一般の発電と太陽光発電のちょうど中間。

中部、台中市の私立逢甲大学の研究チームは香蕉研究所と協力する中で、バナナの偽茎に含まれる物質が、代替エネルギーとして利用できる可能性があることを期せずして発見した。

香蕉研究所は25日、この技術で発電した電気で電灯を点す点灯式を行い、大型発光ダイオード(LED)照明灯3基と、ちょうどシーズンを迎えたクリスマスツリーの点灯に成功した。

ランキング

新着