2024/04/29

Taiwan Today

経済

台湾での布教40年の仏司祭に永住許可証

2014/12/31
台湾に居を構えて約40年の呂徳偉司祭(写真左)は、その功績が称えられ永住許可証などが贈与された。(中央社)

フランス出身の呂徳偉司祭は、1975年から今日まで40年近く台湾に居を構え、地方の教育や奉仕に努めてきた。呂司祭の功績をたたえ、移民署花蓮県サービスステーションの陳駿璿主任は30日、外国人永住許可証と馬偕計画福利(65歳以上で20年以上の実績が認められた外国人に贈られる福利厚生の一種)を贈与した。

呂司祭は、「1975年にパリ外国宣教会に初めて派遣された場所が台湾だった。美しい島で、素朴な人情味溢れる台湾にすっかり魅せられた」と語った。

台湾東部の花蓮玉里教会で布教中の呂司祭は、集落を訪れ、農業で忙しい家庭の子供たちの世話をして、進学のための教育を施した。

呂司祭はまた、花蓮の知的障害者の療護施設、安徳啓智センターの建設の募金にも尽力している。ここを、幼児の早期治療教育、青少年の職業訓練センター、障害者の就労から老後介護までの機関として建設するよう努力している。

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