2024/05/06

Taiwan Today

経済

台湾のワラント市場が昨年世界5位、アジア2位の規模に

2015/01/20
台湾ではワラント取引が活発。アジア2位の規模に。(中央社)

世界取引所連合(World Federation of Exchanges;WFE)の統計資料によると、台湾のワラント取引額は2014年末の時点で世界5位に上昇、アジアでは2位だった。台湾のワラント市場は2011年から3年連続で世界8位となり、昨年は韓国を抜いて5位に上昇、アジアでは香港に次ぐ地位となった。

台湾における資本市場の発展に伴い、ワラント商品に関する法規や制度も国際化のニーズや台湾の市場の特色に合わせながら時代と共に進化している。法規面で最近行なわれた調整の重点は、昨年7月1日の最低発行単位の引き下げ、追加発行条件の緩和、マーケットメイカーの委託買い注文単位を最低100ワラントとすること。また、昨年11月3日には株式型ワラントの付与率を発行者が決められるよう制限を撤廃。そして今年1月5日には、異常な値動きで取引所が「注意株式」とする銘柄に関するワラント発行不同意規定を設けている。

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