台湾北部、桃園市に位置する台湾桃園国際空港では、2014年の航空旅客数が延べ3,500万人を突破、前年比11.15%増の延べ3,580万4,465人に達し、成長率はアジア地域の5大空港(※)のうちトップとなった。また貨物取扱量は前年比6.18%増の208万8,500トン、発着回数は同7.53%増の20万8,874回とすべて過去最高を記録した。
同空港では昨年、各航空会社が新路線の就航に取り組んだ結果、アラブ首長国連邦のドバイ、韓国の大邱(テグ)と務安(ムアン)、中国大陸の長春(吉林省)、煙台(山東省)、合肥(安徽省)、温州(浙江省)といった7都市に相次いで就航した。
今年はさらに、航空会社の新たな利用が相次ぐ。1月にはインドネシア・エアアジアX、3月にはトルコのターキッシュ エアラインズ、4月には韓国のチェジュ航空が新たに就航する。
※アジア地域の5大空港の昨年11月末時点の前年比成長率は、韓国仁川(インチョン)国際空港が9.3%、香港国際空港が5.6%、日本の成田国際空港が1%、シンガポールのチャンギ国際空港が0.8%だった。