馬英九総統は28日午後、ナショナルジオグラフィックチャンネルと外交部（日本の外務省に相当）が制作するドキュメンタリー『綻放真台湾（Taiwan to the World）』シリーズ第5作の初上映記者会見に出席した。
今回、同チャンネルは「台湾の魚」をテーマに、美食、生態、文化、経済、テクノロジーの5つの切り口から、「魚の島（Island of Fish）」と「海洋立国」という治国の理念を表現、台湾を世界の視聴者に向け紹介する。
台湾では昨年6月、「屏東農業生物科技園区（台湾グリーンバイオパーク）」が開設された。園区内には観賞魚の繁殖場のほか、目を楽しませてくれる「鑑賞エビ」を育成、将来的には世界に観賞魚産業の重要な拠点となることも期待される。
外交部は長期にわたり、ナショナル・ジオグラフィック・チャンネルと協力し、前後してそれぞれ異なるテーマの34作品を制作。これまで世界100カ国以上で計700時間超放映され、国内外のテレビ・映画祭などで16の賞を獲得した。