台湾中部、南投県国姓郷の国姓郷婦工会(婦人会)は、4月5日の清明節(日本のお彼岸に類似)を間近に控えた22日、客家の里ならではの供え物、「客家草仔粿(客家の草餅)」の手作りイベントを開いた。「新住民」と呼ばれる外国籍(および中国大陸籍)配偶者に地元の文化に触れてもらい、美味しい「客家草仔粿」の作り方を伝えるのが目的。
国姓郷は台湾のエスニックグループのひとつ、客家の人々の里で、新住民も約1,000人近くと割合が高い。同郷の婦工会では新住民の暮らしやしきたりなど、それぞれの教育を重視しており、今回の「客家草仔粿」の手作り交流イベントには50人に上る新住民が参加した。