深刻な水不足を受け、台湾自来水(水道)公司は3月31日、4月1日から7月末までの4カ月間、節水に対する優遇奨励措置を試験的に行うと発表した。人々に広く節水を呼び掛け、節水グッズなどを利用してもらうのが狙い。なお、この期間の水道料金徴収は6月1日~9月末となっている。
奨励の対象となるのは一般世帯。この期間の平均水道使用量が前年同期より10%以上20%未満節減できた場合は水道料金を5%割引する。同じく20%以上30%未満の節減なら10%割引、30%以上節減であれば15%割引となる。
台湾自来水は、利用者に対し、節水と節水グッズの取り付けを通じて実質的な優遇が受けられるとし、ともに困難を乗り越えようと呼び掛けている。