2024/05/03

Taiwan Today

経済

馬総統、2015年黄帝慰霊祭に出席

2015/04/07
馬英九総統(左)は2日、中華民族の始祖とされる黄帝の慰霊祭に参列した。(総統府サイトより)

「中華民国104年中枢遥祭黄帝陵典礼(中央による、遠方の黄帝陵に向けての2015年の慰霊祭)」が2日午前、台湾北部・台北市圓山にある国民革命忠烈祠で盛大に行なわれ、馬英九総統が参列した。黄帝陵は中華民族の始祖とされる黄帝軒轅氏の陵墓で、中国大陸・陝西省延安市にある。

馬総統が中華民国総統として同慰霊祭に参加するのは今年で5度目で、祖先を敬う中華民族の伝統文化に対する重視のほどを示している。また、同慰霊祭の意義と民族文化伝承の重要性に対する国民の理解を深めるため、会場では同慰霊祭の由来を紹介する映像を放映、政府の「慎終追遠(祖先を丁重に祭ること)」、並びに「飲水思源(水を飲む時には水源を掘った人の苦労に感謝する=物事の基本を忘れない)」の精神を実践した。同慰霊祭を終えると、馬総統は式典に参与した人々と握手して労をねぎらった。

慰霊祭には政府各省庁の代表、国立台湾師範大学国文学科の頼貴三教授及び同学科の学生代表らが参列した。

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