2024/05/07

Taiwan Today

経済

台湾のメディアアートが日本の「六本木アートナイト」に

2015/04/24
ウー・ジーツォン氏の「水晶都市(Crystal City)」。ポーランドのWROで金賞を受賞した。(中華民国駐ポーランド代表処提供、中央社)

文化部(日本の省レベルに相当)と日本の国際的なアートの饗宴、「六本木アートナイト2015」が協力し、台湾における新世代のメディアアーティストであるウー・ジーツォン(呉季璁)氏の作品、「Wire I」、「Crystal City 002」を展示する。同イベントは25日から26日までで、ウー氏の作品は25日の夜、その他のインスタレーション及びライブ、パフォーマンスなど100近いイベントと同時に六本木で披露される。

「六本木アートナイト」は東京・六本木の美術館、文化施設、商店街が会場。ウー・ジーツォン氏はプロジェクターなど新たなメディアを利用して、日常生活では体験できない新しい世界観を創り出し、見る者に人と自然、並びに人と都市の間の関係を考えさせる。

ウー・ジーツォン氏は従来型の絵画と映像言語の結合が得意で、これまでにポーランドのメディア・アート・ビエンナーレ(WRO)での金賞、台北美術奨などを受賞。韓国やオーストラリア、イギリスなどでも展示経験を持つ、台湾で最も将来が期待されるメディアアート・クリエイターの一人である。

「Wire I」、「Crystal City 002」は25日18時22分から翌26日の4時56分まで、第一レーヌビルで展示される。参加は無料。

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