台湾鉄道（台鉄）を運営する交通部（日本の国土交通省に相当）台湾鉄路管理局は、日本の西武鉄道と協力し、「台湾鉄路×西武鉄道 姉妹鉄道協定締結 記念乗車券」を発売する。6月に台湾と日本での同時発売（数量限定）となる。
この記念乗車券は、西武鉄道と台湾鉄道の硬券乗車券が各3枚ずつセットになったもので、貴重なアンティークの日付刻印機で台湾と日本でそれぞれ使われている元号（台湾は民国、日本は平成）で日付が記されており、文化交流だけでなく世代間の継承にとっても意義あるもの。台日間で記念乗車券を共同発行するのも初となる。
西武鉄道は6月7日、日本で行われるイベント「西武・電車フェスタ 2015 in 武蔵丘車両検修場」で、1セット1,000日本円で発売。台湾鉄路管理局は同9日の台湾の「鉄道の日（鉄道節）」当日に、台湾北部の台北、中部の台中、南部の高雄の3駅で発売、1セット300台湾元（約1,171日本円）。