カンター・ワールドパネルが26日発表した、台湾における日用消費財購入動向調査、ブランド・フットプリント・ランキングによると、今年は菓子など食品メーカー大手の「義美食品（IMEI）」が初めてトップに輝いた。過去2年連続トップだった同じく食品大手の「統一企業（ユニプレジデント）」を下し1位となっただけでなく、台湾の上位10社のうちで消費者購入回数（CRP＝Consumer Reach Point）が唯一成長したブランドとなった。
今年のランキングは、例年どおり台湾ブランドが海外大手を抑え、上位10位すべてを独占した。地元ブランドが比較的精確かつ迅速に台湾の消費者の嗜好をつかんでいること、さらに台湾の消費者の地元ブランドへのロイヤルティや愛顧がうかがえる。
2位以下10位までは順に、乳製品の「光泉牧場（KCデイリー）」、統一企業、乳製品の「林鳳営」、同じく「福楽鮮乳」、同じく「瑞穂鮮乳」、食品の「桂格」、飲料の「黒松」、茶飲料の「茶裏王」、食品の「桂冠」だった。