間もなくオープンする台湾南部の台南文化クリエイティブパーク（台南文化創意産業園区、台南文創園区）の開園記者会見が9日に開かれ、台南文創園区の運営・管理が正式に私立南台科技大学に引き渡されたこと、同園区が12日にオープンすることが明らかになった。
台南の土着文化は、多種多様で、認知度が高く、独特の特色を持っている。特に、古跡、歴史・民俗、ご当地グルメ、古い建物のリニューアルなど、文化関係のものが最も代表的で、クリエイターたちを育む同園区を形成している。
今後、南台科技大学は、チームの強みを生かして、地元及び小規模の文化クリエイティブ業者の需要に注目しながら、同園区を運営、クリエイターに仕事場や共同作業スペース（コワーキングスペース）を提供する。そうすることで、園区内での創作・生産が可能となり、園区内の資源も有効利用できる。
同園区ではまた、市民が創作と生産のプロセスを知ることもできる。製品は単なる「消耗品」ではなく、共感を呼ぶ、ストーリー性を持つ、生活の思い出にすることを目指す。同園区も展示・販売のプラットフォームから、より良い暮らしを実践する場所となっている。
12日から、オープンの記念として、展示会、創意フリーマーケット、体験活動、講座、コンサートなど、一連のイベントが開催される。