毛治国・行政院長(首相)は2日の行政院会(閣議)で、現在まさに夏季の電力使用ピーク時期を迎えており、ここ2日間の電力供給予備率は3%を切っていると指摘した。
これを受け、毛院長は全国の人々に向けて節電にさらに努めるよう呼び掛け、特に行政院が率先して規範を示すなどの取り組みを各行政機関に協力を求めた。
毛院長は、電力の安定供給を維持してこそ人々の生活の質が保たれると指摘、これには中央政府と地方が一丸となって努力することが必要であり、地方自治体もともに困難を乗り越え、停電や電力供給制限といった衝撃には周到に備えて欲しいと表明した。また、政府が現在推進している「スマート節電」計画について、すべての人々が推進に協力して欲しいと述べた。