2024/05/05

Taiwan Today

経済

知的財産局、第2四半期の特許等出願統計を発表

2015/07/28
経済部智慧財産局によると、今年第2四半期の専利(発明特許、実用新案登録、意匠登録)出願件数は前年同期比2.37%減の1万8,176件だった。(経済部知的財産局サイトより)

経済部(日本の経済産業省に相当)智慧財産局(知的財産局)が発表した今年第2四半期の知的財産に関する統計によると、専利(発明特許、実用新案登録、意匠登録)出願件数は前年同期比2.37%減の1万8,176件、うち発明特許は同0.88%増の1万554件で微増だった。

外国人の発明特許出願を国籍別に見ると、日本が2,721件と他を離して首位、次いで米国(1,853件)が2位だった。

台湾の発明特許出願を企業別に見ると、鴻海精密工業が150件と他を圧倒する首位で、特にモノのインターネット(IoT)、ロボットなどの分野が中心となっている。2位の宏碁(エイサー)は95件、IoT分野のハードウェア需要に関わるものに集中している。

外国企業をみると、米インテル(154件)が3四半期連続で首位、次いで米アプライド・マテリアルズ(114件)、日本の半導体エネルギー研究所(SEL)(83件)、東京エレクトロン(TEL)(79件)が続いた。おおむね半導体産業が目立った。一方、同分野では台湾積体電路製造(TSMC)が前年同期比7.14%増で台湾企業のうち6位となり、積極的に材料や製造プロセスの刷新に注力している。

一方、同期の商標登録出願は前年同期比2.98%増の2万326件、うち台湾からの出願が同1.83%増の1万4,967件だった。

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