馬英九総統は30日午後、ナショナルジオグラフィックチャンネルが制作した『台湾菁英戰士：傲気飛鷹（Taiwan Elite Worriers：Fighter Pilots）』の特別上映会に出席した。このドキュメンタリーシリーズは、中華民国国防部（日本の防衛省に相当）空軍パイロットの訓練過程を忠実に描き、国軍の精鋭の戦力と強靭な精神を理解するのに役立つように制作されている。
国防部は2011年からナショナルジオグラフィックチャンネルと協力して国軍の記録映像の撮影を進めている。第1作は空軍の演習の裏側をとらえた『透視内幕：国道起降秘辛（Inside: Highway, Runway）』、続いて特殊部隊の過酷な訓練に迫った『台湾菁英戰士：陸戦蛙人（Taiwan Elite Worriers：ARP Frogmen）』と空軍アクロバットチームのエリート誕生の様子を描いた『台湾菁英戰士：雷虎小組（Taiwan Elite Worriers：Thunder Tiger teaser）』の2作を手掛け、国軍の洗練された訓練課程と高い士気を余すところなく伝えた。
今回の『台湾菁英戰士：傲気飛鷹』は空軍が初めて、ナショナルジオグラフィックチャンネルの制作チームを撮影のため台湾南部、高雄市の岡山基地に受け入れ、中華民国空軍パイロットの訓練プロセスの記録が進められた。撮影は15カ月、1,500時間超に及び、同チャンネルのプロフェッショナルらが空中、地上、コックピットから訓練過程や、訓練生と教官の交流など素晴らしい映像を撮影、見応えあるものとなっている。