衛生福利部（日本の厚労省に類似）国民健康署と各県・市の衛生局が提携して、親子で楽しめる健康遊歩道を台湾内の200か所余りに設置した。一部の遊歩道には、消費カロリーの表示もあり、親子でウォーキングを楽しむのに適した難易度が低く、風景も楽しめるものとなっている。
そのうち、おすすめの6か所の特色ある健康遊歩道を紹介する。
1.台湾北部、台北市芝山岩健走歩道：歩行時間約24～46分、消費カロリー72～138キロカロリー。芝山岩遺跡は国家一級古跡に指定されており、美しいボードウォークと植物が観察できる生態観察場所を備えている。
2.台湾北西部、新竹県牛欄河親水公園歩道：歩行時間約2時間、消費カロリー約465～620キロカロリー。河沿いの優美で風情ある森閑とした風雅な親水散歩区域。
3.台湾中南部、嘉義県梅山来走走健康好彩頭歩道：歩行時間約1時間、消費カロリー約126～153キロカロリー。ここには、日本占領時代から植えられてきた、梅の木がある。ほかにも桃、スモモ、牡丹など一年を通して満開の花を楽しむことができる。
4.台湾南部、台南市虎形山公園歩道：歩行時間約30分、消費カロリー約78キロカロリー。山の起伏に沿った遊歩道では、度々、野生動物も見ることができる。
5.台湾南部、高雄市愛河之心建走歩道：歩行時間約40分、消費カロリー約66キロカロリー。博愛路の「愛河之心遊客休憩中心（ビジターセンター）」から同盟路沿いに愛河の桟橋まで遊歩道が設置されている。文化的で、湿地の生態も楽しめる遊歩道。
6.台湾北東部、宜蘭県冬山河梅花湖歩道：歩行時間約40分、消費カロリー約113キロカロリー。湖の形が五弁の梅花に似ていることから「梅花湖」と名づけられた。ここではウォーキングをしながらバードウォッチングも楽しめる。