2024/05/04

Taiwan Today

経済

国際茶文化科学技術フォーラム、茶どころの南投で10月開催

2015/08/20
農業委員会茶業改良場は10月8日から9日にかけ、南投県で「台湾国際茶文化創意・科学技術フォーラム(IFTCCS)」を開催する。(国立台湾工芸研究発展センターサイトより)

行政院農業委員会(日本の農林水産省に相当)茶業改良場は、国立台湾工芸研究発展センター、南投県政府と10月8日から9日にかけ、「台湾国際茶文化創意・科学技術フォーラム(IFTCCS)」を開催する。会場は台湾中部の茶どころ、南投県の国立台湾工芸研究発展センターで、茶や工芸に関わる業界関係者や一般の人々に対し参加を呼び掛けている。申し込みは今月31日まで、参加費用は300台湾元(約1,136日本円)。

南投県農業処によると、このフォーラムでは最先端の工芸と茶の伝統文化について、テクノロジーを通じ枠組みを取り払い、再度構築した上であらためて茶文化を発信していくことを目指し、「茶をたしなむ」という行為に「現代的なテクノロジー」といったコンセプトを持たせたいとしている。同時に茶のスペースのデザイン展や製茶コンテストなどを催し、茶に関わる世界中の人々を呼び込み、茶文化とこれをめぐるテクノロジーの国際的なイベントにしたい方針だ。国立台湾工芸研究発展センターによると、テーマは茶に関連する文化クリエイティブ産業、茶器の技術の刷新や研究開発、茶道文化・芸術などで、内容は茶文化の多元的な発展から、分野横断的な科学的研究と開発までと多岐にわたる。

ランキング

新着