2024/05/05

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経済

ホンハイがICAP社と初提携、27特許をオークション販売

2015/09/10
ホンハイグループがオークションで27項目の特許権を販売する。(経済部知的財産局サイトより)

ホンハイグループ(鴻海集団)が世界最大の特許オークション企業、ICAP社と初めて提携、27項目にわたる特許権をオークション販売する。ホンハイが販売する特許権は、移動デバイス、デジタルカメラ、ディスプレイ、医療ソフト、電池、充電器などに関するものだという。

ホンハイグループ傘下のフォックスコンの特許オークションは11月19日に行われる。ICAP社のCEO、Dean Becker氏は、ホンハイグループのフォックスコンは世界最大の電子機器メーカーであると同時に研究開発と知的財産権に関する事業に力を尽くしている企業だと指摘、ICAP社はホンハイグループ、及びMiiCs & Partners社とのパートナーシップを引き続き強化すると述べた。ICAP社は、フォックスコンは知的財産権の分野におけるリーダーで世界の特許取得数ランキングでも上位20位内にあり、6万4000件を超える特許権を持つと説明、研究開発には毎年5000万米ドル以上を投じていると述べている。

ホンハイグループは長期にわたって技術の研究と開発に努めており、またその成果を大きな価値を持つ知的財産へと転換している。ホンハイグループは、ICAP社との提携は、グループの特許権を現金化するプロセスの一部にすぎず、主な目的はグループの特許権に最大の価値を生み出させることだと説明している。

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